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施工管理の仕事がおかしいと言われる5つの理由と対処方法

施工管理 おかしい

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施工管理というのは、実際かなりタフな仕事です。

 

辞めるつもりはないけれど、「何故こんな仕事をしているのか」と思うことはありませんか。

このようなモヤモヤを抱えながら過ごすのは

モチベーションの低下や余計な疲労の蓄積に繋がります。

 

この記事では、そのような悩みの原因から、それにどう対処すれば良いかまでを詳しく解説します。

 

施工管理がおかしいと言われる5つの理由

施工管理の仕事にあたる際に「これはおかしい」と思うケースがあります。

その理由は大きく以下の5つです。

 

  • 休みが少ない
  • 労働時間が長い
  • 仕事の幅が広く量も多い
  • 人間関係が悩みに繋がりやすい
  • 慢性的な人手不足

 

これらに陥る背景には、施工管理という職種特有のものや、

建設業全体のイメージや課題があります。

以下にて順番に解説していきます。

 

理由① 休みが少ない

建設業界では、休日が少なく、一般的には週休2日制が採用されています。

休日は主に日曜日のみであり、土曜日や祝日も作業が行われることが多いです。

 

また、現場作業は工期に応じて進行するため、長期休暇を取ることは難しく、

休みを取りにくい状況にあります。

 

このような状況では、友人や家族との予定も合わせにくく、

リフレッシュの時間を取ることが難しいのが現実です。

 

これには、建設業界の給与体系や工期の厳しさが影響しています。

多くの職人が歩合制で働いており、現場作業がなければ収入が得られないため、

休みなく働くことが一般的です。

 

理由② 労働時間が長い

施工管理職において「労働時間が長い」というのは、大きな問題点の一つです。

 

建設業界は納期厳守のうえに、工期が短く、

雨の日は作業ができないなど天候に左右されることもあります。

 

そのため、プロジェクトの期限が迫っている場合や、緊急の問題が発生した場合など、

予定外の時間外労働が発生することが珍しくありません。

 

また、早朝から現場に出て、夜遅くまで監督や報告書の作成に追われることもあるでしょう。

 

始業は9時だけれども、8時には朝礼があり稼働している

終業は18時だけれども、21時に定時っぽく帰宅するなど

時間の概念がない企業もあります。

 

理由③ 仕事の幅が広く量も多い

施工管理業務は、現場の巡回や作業員への指示、危険箇所のチェック、

品質管理など、多岐にわたる重要な業務を担当しています。

 

また、1日のスケジュールに午後から関係各所との会議が組まれることもあり、

来客対応や会議の準備も必要です。

 

更に、現場でのトラブルにも迅速に対処し、資材の手配や人員の調整、

補充作業も行わなければなりません。

 

一日の業務が終わると、事務所に戻り、図面の作成や工程表の修正、

原価管理表の入力、予算と実績の確認など、デスクワークも欠かせません。

 

現場での作業と事務作業の両方を並行して行うため、

多忙を極めることも少なくありませんが、これらはすべて施工管理の重要な業務です。

 

施工管理業務には高い専門性が求められるため、その重要性や責任の大きさを理解することが重要です。

 

日々の業務を遂行する中で、計画的かつ効率的に行動することが不可欠であり、

常に現場の安全や品質に対する意識を忘れずに取り組むことが求められます。

 

理由④ 人間関係が悩みに繋がりやすい

施工管理は多くのステークホルダーとの調整が必要不可欠な仕事です。

現場作業員、協力会社、クライアント、設計者などとのコミュニケーションは日常的に発生します。

 

これらすべての関係をスムーズに保つことは困難であり、

時には人間関係に起因する問題が発生することもあります。

 

それがストレス源になり、仕事の効率を下げる原因にもなっています。

 

建設業界では、一般的に、元請けは施工管理者であり、下請けは職人という立場にあります。

 

ですが、職人の視点からは、施工管理者は1人の”クライアント”と見なされると

一般的には、施工管理者である元請けの方が職人よりも上位の立場にあるはずなのに、
中には指示に従わない職人や急な仕事の依頼に怒る職人もいます。

 

特に、20代や30代の若手の間は、

そのような扱いを受けることもあり面倒な想いを抱くこともあるでしょう。

 

理由⑤ 慢性的な人手不足

建設業界全体の慢性的な人手不足により、既存のスタッフが多くの業務を担うことになり、

その結果、一人ひとりの負担が増加しています。

 

また、新たな人材を確保することも容易ではなく

確保できたとしても、現場の予算の都合上動員できないケースもあります。

 

建設プロジェクトの多様化と複雑化が進む中で、経験豊富な施工管理者の需要は増加の一途をたどりますが、

供給が追いついていません。

 

この人手不足の背景には、建設業への就職希望者の減少、

高齢化社会による現役世代の縮小、専門知識や技能を持った人材の不足などがあります。

 

慢性的な人手不足を解消するために、福利厚生・待遇の充実を図り

若年層への建設業の魅力発信やキャリアパスの設置などが求められます。

 

また、女性やシニア層、外国籍労働者の積極的な採用も一部で進みつつあり

業界のダイバーシティ(多様性)が拡大しつつあります。

 

施工管理がおかしいと思った時の対処法

施工管理の仕事が「おかしい」という悩みに行き当たった場合の対処法を紹介します。

ここで紹介する効果的な対処法は以下の3つです。

 

  • 会社外の人に相談する
  • 上司に異動を申し出る
  • 辛い場合は転職を視野に入れる

 

以下にて順番に解説していきます。

 

会社外の人に相談をする

仕事の相談をする場合、自分の会社外の人に相談しましょう。

 

理由は2つあります。

1つ目は、会社の内部からの相談だと、退職の可能性が疑われる可能性があるためです。

上司や同僚にそう思われると、急に面談の調整が入ったり、仕事への介入が増えたりすることがあります。

 

2つ目は、社内の人からのアドバイスは視野が狭いことが多いためです。

たいていのアドバイスは、「会社に残る」か「同業他社に転職する」など、

限られた選択肢に集中しています。

 

キャリア相談では、自分とは異なる環境にいる人の意見を聞くことが重要です。

そうすることで、新たな視点やアイデアを得ることができます。

 

無料のキャリア相談サービスも豊富にありますので、ぜひ会社以外の人に相談してみてください。

彼らの視点が、あなたのキャリアに新しい可能性を拓くかもしれません。

     

    上司に異動を申し出る

    施工管理としての働き方に限界を感じる方でも、

    転職を考える前に、一度内勤への異動を検討してみてはいかがでしょうか。

     

    ただし、異動を希望しても、すぐに動いてくれる企業は稀でしょう。

     

    施工管理から内勤への異動を経験した方によると、

    体調不良により現場を休み、病院で診断書をもらい、1か月ほど休養を取った後、

    比較的スムーズに内勤への異動に至ったそうです。

     

    「それは無理だろう」と思われるかもしれませんが、

    鬱病などの深刻な状態に至ってしまっては本末転倒です。

     

    自分の身は自分が一番わかっているものです。
    もしあなたが、今の環境でもっと頑張りたい場合、
    ダメだと感じたときは、引け目を気にせず休息を取りましょう。

     

    辛い場合は転職を視野に入れよう

    施工管理の職場での厳しい環境に耐えかねる場合、転職は有効な選択肢の一つです。

    現場経験があるだけで、他の職種への転職時にも有利に働くことがあります。

     

    様々な建設業界内での職種に挑戦することが可能ですし、施工管理のスキルを活かして、

    より条件の良い職場や別の業種にもチャレンジすることができるからです。

     

    現場を少しでも経験しているだけで、転職に有利

    施工管理としての経験は、非常に価値があるものです。

    新しい職場であっても、現場経験があることで即戦力として期待されることが多く、

    転職市場では強みとなりえます。

     

    現場管理の基本スキルは、他の多くのポジションにも応用可能で、幅広い職種で重宝されます。

     

    建設業の仕事は施工管理だけではない

    建設業界には施工管理だけではなく、設計、監理、品質管理、安全管理など様々な役割があります。

    施工管理の経験を生かして、これらの他の分野に挑戦することも可能です。

    さらには、建設コンサルタントや不動産関連の職に移るという選択肢もあります。

     

    施工管理はやり直しが効く

    施工管理のキャリアパスは多岐にわたります。

    もし現在の職場や業務内容に満足がいっていない場合でも、

    他の建設関係の仕事や全く異なる業界への転職を検討することができます。

     

    施工管理の経験は、プロジェクト管理能力や人材管理能力、

    危機管理能力など、様々なスキルが身につきます。

     

    これらはどの業界においても求められる能力であり、転職先で大きな武器となり得るのです。

     

    ワークライフバランスを保つには、派遣という選択肢もおススメ

    プライベートの時間を確保しながら、自分の希望通りの年収を獲得する方法は
    ホワイト企業に勤める一択ではありません。

     

    もう1つの選択肢に、派遣社員として働くという選択肢があります。

    派遣社員の雇用契約は派遣会社との合意に基づいています。


    派遣会社は、建設会社との契約をもとに、従業員を派遣するわけですが
    施工管理者はこの契約を無視して過度な残業などを、派遣社員に指示することは許されません。


    もし残業が発生した場合についても、残業代を支払うのは雇い主である派遣会社ではなく、
    派遣先の建設会社が持つことになるため、工期がひっ迫している場合などを除いて
    残業が発生しにくいことから、自身のプライベートを確保しながら建設業で働きたい方にとっては
    特におススメの選択肢になります。

     

    建設業界への就職・転職はレバキャリまで

    レバキャリは、建設業に特化した人材紹介と人材派遣の会社です。

     

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