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CADオペレーターで在宅は可能?実現方法を1級施工管理技士が解説

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CADオペレーターで在宅は可能?

結論から言うと、CADオペレーターで在宅勤務することは可能です。

 

ただ、CADオペレーターが在宅勤務をするには、いくつかの条件が必要になります。

 

現実問題として、全てのCADオペレーターが在宅勤務を実現できるかと言われるとそうではありません。建設業界では未だに出社を基本とする文化が残っています。

 

実際に筆者が現場で働いていた時もCADオペレーターの方は出社して働いていました。複数現場でCADオペレーターの方を見ていましたが、そのほとんどが出社で働いていました。

 

CADオペレーターの仕事を簡単に言うと「CADを使って図面を書く仕事」です。

 

パソコンがあれば完結する仕事ですので、理論上は出社だろうと在宅だろうと実現することができます。それでも多くのCADオペレータが出社している理由について、まずは理解しましょう。

 

 

 

多くのCADオペレーターが在宅ではなく出社せざるを得ない理由

CADオペレーターが在宅できない理由①施工管理側のコミュニケーションコストがかかる

CADオペレーターが在宅できない理由の一つ目は「施工管理側のコミュニケーションコストがかかる」ということです。

 

現場にある仕事の中で、CADに関する仕事を巻き取るのがCADオペレーターの仕事になります。要するに施工管理の仕事の一部を巻き取るのがCADオペレーターな訳ですから、施工管理とのコミュニケーションは頻繁に発生します。

 

CADオペレーターが現場に出社してくれるのであれば、すぐにコミュニケーションを取れることができます。

 

対して、在宅の場合はチャットするor電話するという工数がかかりますので、コミュニケーションコストがかかります。また、図面の指示に関してもその場で詳しい説明をすることができませんので、大変です。

 

となると、施工管理側からすると、CADオペレーターが在宅勤務をするメリットはありません。

 

 

CADオペレーターが在宅できない理由②CAD以外の業務が発生するから

CADオペレーターが在宅できない理由の二つ目は「CAD以外の業務が発生するから」です。

 

現場のリアルな話をすると、CADオペレーターの仕事はCADに触れることだけに収まりません。施工管理としては、CADオペレーターに対して、CAD以外にも任せたい仕事が複数あります。

 

  • 施工管理が現場に行っている時の電話番
  • 安全書類等のExcelを使った書類作成業務
  • ゴミ袋の交換
  • ヤマトやアスクルの荷物受け取り
  • 等々

 

施工管理は現場へ行くことが多々あり、事務所に施工管理が一人もいない、ということは頻繁に起こります。その際にCADオペレーターが一人いてくれるとありがたい状況があったりします。

 

また、新築工事においては、内装工事の後半になるとやることが減ってきます。

 

躯体工事の段階では内装工事に向けた施工図の作成をしますし、内装工事の時には竣工図を作成したりします。ただ、竣工図を書き終えてしまうと、現場でCADオペレーターがやるのはCADよりも別の仕事になります。

 

CAD以外の仕事を依頼する際には、事務所にいてくれた方が助かることが多いです。

 

 

CADオペレーターが在宅できない理由③教育するには現場にいた方がいいから

CADオペレーターが在宅できない理由の三つ目は「教育するには現場にいた方がいいから」です。

 

一人で自走できるCADオペレーターであれば、施工管理が何かを教える必要はありません。ただ、CADオペレーターがまだ未熟な場合、施工管理がCADオペレーターの人に仕事を教えることとなります。

 

仕事を教えるとなると、やはりコミュニケーションを取るには現場にいた方が楽ですし、在宅勤務をしていると教えにくいというのが現状です。

 

 

CADオペレータが在宅勤務をするのには、上記の様な障壁があります。

 

それでは、CADオペレーターが在宅勤務をするには、どうすれば良いでしょうか??

 

 

CADオペレーターが在宅勤務を実現するには

CADオペレーターが在宅勤務するには実力をつける

まず、CADオペレーターが在宅勤務をするには、実力をつけることが必須です。経験と実力がない段階から在宅勤務をするのは非常に厳しいと考えましょう。

 

まだ教育が必要な段階から在宅勤務をするとなると、コミュニケーションコストがかかります。

 

他に出社してくれるCADオペレーターがいるなら、基本的にそちらを採用します。それでもCADオペレーターが在宅勤務を条件に採用をもらうなら「この人でなければいけない」と言わせるほどの実力が必要です。

 

では具体的に、どの様なスキルがあれば「実力がある」と評価されるのでしょうか?

 

  • 今必要な仕事を施工管理(現場代理人)に提案できる
  • 図面の読み書きができる
  • 図記号や専門工事についての理解がある
  • CADの操作が分かる(AutoCAD、CADWe’ll Tfas、Rebro、Revit、RevitMEP)
  • その会社特有のフォーマットについて理解がある
  • その会社特有の仕事の進め方が分かる
  • 実務経験がある

 

上記の様なスキルや経験があれば必要とされ、CADオペレーターとして在宅勤務を実現できる可能性が高まります。

 

 

CADオペレーターが在宅勤務するには大型現場で働く

働く先として、大型現場を選定するのもCADオペレーターが在宅勤務を実現する手段の一つです。

 

先ほどの章で「CADオペレーターはCAD以外の業務もする」という話をしましたが、大型現場においてはまた話が違ってきます。大型現場には多くの仕事が発生します。事務の仕事も、CADの仕事も多く発生します。

 

大型現場であれば、CADのみの業務で一人雇う必要が出てきたりするので、現場としては大型現場の方が在宅勤務を実現することができるでしょう。

 

 

CADオペレーターが在宅勤務するには支店・営業所勤務を狙う

働く先として、支店や営業所での勤務を狙うのも、CADオペレーターが在宅勤務を狙う理由の一つです。

 

大きい会社になってくると、建設業の会社の支店では現場の後方支援を行ったりします。「サポートチーム」といった名前がついており、全現場の仕事の一部を巻き取る部門があったりします。

 

要するに現場の仕事が支店に集まるということです。

 

となるとCADオペレーターの需要もありますし、CADのみの仕事で一人雇う必要が発生したりします。CADオペレーターとしての信頼を勝ち得たら、在宅勤務を許す会社もありますよ。

 

 

CADオペレーターが在宅勤務するには都会で働く

首都圏には多くの現場、多くの建設会社があります。それだけCADのお仕事が多いということですので、CADオペレーターの需要が多いです。

 

東京、大阪、福岡などの都会であれば、CADオペレーターが在宅勤務をするチャンスが多いでしょう。

 

前述したものと一部かぶりますが、大型現場が多いのも都会です。大型現場が多ければ在宅勤務するチャンスも増えますので、より実現可能性が高まるでしょう。

 

 

CADオペレーターが在宅勤務するには入社の段階で交渉する

入社の段階で在宅勤務が実現できるのを交渉するのも一手です。というより、これが一番強いと思います。

 

出社前提でいきなり在宅勤務の希望を出す、だと施工管理側からすると難色を示すケースもあります。ただ、入社前の段階から在宅勤務の条件で契約していれば、施工管理側が難色を示すことも少ないでしょう。

 

その分、入社するのは大変かもしれませんが、入社した後の在宅勤務を実現できる可能性が非常に高くなります。

 

 

結論:CADオペレーターが在宅するなら実力をつけること

CADオペレーターとして在宅勤務を実現したいなら、実力をつけるのが一番です。

 

都会で働く、入社前に交渉する、といったことはあくまで枝葉の話であり、本質は実力をつけることだと思います。実力があればそれだけ多くの現場・多くの会社から求められます。

 

より求められる人材になれば、自分の意見も通しやすくなります。

 

CADオペレーターとして実力をつける方法はいくつもあります。施工管理を一度経験するのも一手ですし、資格を取るのも一手ですし、CADのスキルを磨くのも、Excelのスキルを高めるのも一手です。

 

やり方は様々ありますので、CADオペレーターとして在宅勤務を実現したい方は是非一度ご相談していただければと思います。

 

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