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派遣施工管理ってどう?メリデメを元派遣施工管理が徹底解説

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派遣の施工管理ってどう?オススメできる?

結論、派遣の施工管理はオススメです。

 

筆者は正社員の施工管理も、派遣の施工管理も、施工管理派遣会社の内勤としても働いた経験がある前提でお話させていただければと思います。

 

大前提として、派遣の施工管理には良し悪しがありますし、利用するのに適切なタイミングもあります。メリットデメリットを一通り理解し、自分が適していることが分かれば、派遣の施工管理として働くのは非常に良い意思決定です。

 

一方で、派遣の施工管理をオススメできない人もいます。

 

派遣の施工管理として働くメリットとデメリットを正しく理解し、自分自身のキャリアについて考えていきましょう。

 

 

派遣の施工管理として働くメリット

派遣の施工管理として働くメリット①会社から守られた状態で実務経験を積める

派遣で働く一番のメリットが「会社から守られた状態で実務経験を積めること」です。

 

施工管理の場合、実務経験のある方、いわゆる経験者の方は給料が高く、自分が働ける現場を選べます。対して、現場経験のない未経験は給料がそこまで高い訳ではなく、自分が働く場所をあまり選べない傾向にあります。

 

正社員の施工管理として働くと、現場によってはかなり残業することがあります。

 

それこそ竣工間際では現場に泊まることもある、、、という話は現場ではザラです。泊まり込みの残業が続けば、施工管理からの離職が発生することは容易に想像がつくでしょう。

 

対して派遣の施工管理では、そこまで残業しません。それでも施工管理のとしての経験を積むことができます。施工管理として経験を積めば、現場を選べるようになります。そこからは施工管理として、かなり働きやすくなります。

 

会社に守られた状態で実務経験を積むことができ、実務経験を積めたら選択肢を選べるようになります。

 

多くの人が離職する施工管理新人時代を、会社から守られた状態で乗り切ることができるのが、派遣の施工管理として働くメリットです。

 

 

派遣の施工管理として働くメリット②ライフワークバランスを保てる

派遣の施工管理で、めちゃくちゃ残業することは多くありません。

 

筆者も派遣の施工管理として3年働いていましたが、1.2年目は残業を一切せず、3年目は残業が一番多くて40時間程度でした。また、派遣の施工管理として働いている人を数多くみてきていますが、派遣で大量の残業をしている人はほとんどいません。

 

  • 家族との時間を大事にしたい
  • 自分の趣味を大事にしたい
  • フレキシブル(地域的な意味で)に働きたい
  • 仕事以外に時間を使いたい

 

上記の様な要望がある方には、派遣の施工管理にオススメです。

 

 

派遣の施工管理として働くメリット③多くの工種を経験できる

複数の工種を経験できるのも、派遣の施工管理として働くメリットです。

 

正社員の施工管理としてキャリアを作っていく場合、基本的に工種は一つになります。建築なら建築、土木なら土木、設備なら設備です。「今までは土木の現場だったけど、来月からは設備の現場ね!」とはなりません。一つの工種を極めた方が価値が高いからです。

 

ただ、人によっては、

 

  • 橋も作りたいし
  • ダムも作りたいし
  • 箱物を作りたいし
  • 設備工事も経験したい

 

といった方がいます。正社員の施工管理として働く場合、自分の現場は選べません。キャリアの合理性だけを見ると、一つの工種に絞ったほうがいいのは正しいですが、個人の願望となると話は別です。

 

施工管理として実力があれば、現場を選べます。自分が複数の工種を経験したい!という場合には、派遣の施工管理がオススメです。

 

 

派遣の施工管理として働くメリット④履歴書を綺麗に保てる

「履歴書を綺麗に保てる」というのも、派遣の施工管理として働く大きなメリットです。

 

例えば、自分が配属された現場がブラック現場だった時、上司との相性が悪かった時、どうしようもない理由で現場にいられないとき、正社員として働いて離職すれば履歴書に傷が付きます。

 

ただ、多くの派遣会社の場合、派遣会社の正社員として雇用されて、現場へと赴任するパターンが多いです。

 

この場合、現場や会社が変わったとしても、履歴書は派遣会社の所属から変わりません。(職務経歴書はまた別です)

 

転職活動をする際、面接官は必ず履歴書を見ます。履歴書に短期離職の跡があるのか、それとも一つの会社で就業していた跡があるのか?であれば、どちらの方が好印象かは明白です。

 

 

派遣の施工管理として働くメリット⑤複数の会社の内情を知れる

工事会社の正社員として働く場合、一つの会社でしか就業できませんが、派遣の施工管理として働く場合は複数の会社の内情を知る事ができます。

 

一つの会社だけでなく、複数の会社の内情を知れるというのも派遣の施工管理として働くメリットです。

 

例えば、電気系の会社ではTfasを使っている会社もあれば、Rebroを使っている会社もあれば、AutoCADを使っている会社もあります。会社の方針として「基本的にTfasしか使わない!」となっているのであれば、Tfasしか使えませんよね。

 

対して、AutoCADを使っている会社に行った後にTfasを使っている会社に行ったとしましょう。そうするとAutoCADもTfasも使える人材になっているので、現場で役立つタイミングが増えたりします。

 

職人さんや建築側がAutoCADを使っていることはザラにありますから、現場で重宝されますし、良い経験になります。

 

一つの会社だけでなく、複数の会社で働くからこそ、より良い施工管理として成長できるという訳です。

 

 

 

派遣の施工管理として働くデメリット

派遣の施工管理として働くデメリット①現場代理人・監理技術者になれない

派遣の施工管理として一番のデメリットは「現場代理人・監理技術者になれない」ということです。

 

「現場代理人はその会社の社員でなければならない」ということが法律で決まっています。法律上、派遣の施工管理は現場代理人になれません。

 

現場代理人はその現場の長です。

 

施工管理としてキャリアアップした先にあるのが現場代理人ですので、現場代理人になれないというのは、派遣の施工管理として働く一番のデメリットかなと思います。

 

キャリアの考え方としては3つあります。

 

  • ①正社員で現場代理人を経験した後に、派遣の施工管理として稼ぐ
  • ②新人時代を派遣として過ごし、転職して正社員として現場代理人になる
  • ③派遣の施工管理として、現場代理人以外の仕事で稼ぐ

 

現場によっては現場代理人にならずとも、現場代理人に近い経験をすることもできます。また、現場代理人を経験した後に派遣の施工管理として大きく稼いでいくという選択肢もあります。

 

 

派遣の施工管理として働くデメリット②力になる仕事は正社員に回される可能性がある

派遣の施工管理は、その会社の社員ではありません。細かいことを言えば、派遣先の会社からすると、派遣社員を育成する義務はありません。

 

正社員であれば、その会社で働き続ける前提ですので、育成コストをかけます。力になる仕事を振り、教えて育てていくことは多々あります。

 

対して、派遣社員は育成する義務はありませんので、施工管理として成長できる仕事は振られない可能性もあります。

 

筆者の経験でいくと、そんなことはありませんでした。施工管理として成長する仕事も振られましたし、実務経験も積めて、仕事を教わる機会も多かったです。

 

特にスーパーゼネコン等では、社外人材を育成するプロジェクトがあったりしますので、派遣社員を育成する動きのある会社もあります。一方で社外人材を育成する余裕のない会社もあったりしますので、その場合は注意が必要です。

 

 

派遣の施工管理として働くデメリット③むしろ実力が必要

派遣社員には、正社員よりもむしろ実力が必要です。

 

正社員として働く場合、切られることはありません。現場の評価が高くないので、来月からは来なくていいよ!とはなりません。現場でうまいことバリューが出なくても、あの手この手で育成してくれます。

 

対して、派遣社員の場合は、契約を終了させられる可能性があります。

 

契約を終了させられないためには、現場の要望に応えなければなりません。上司の要望を聞き、コミュニケーションをとったり、学ぶ意識が必要だったりします。契約があるので、正社員よりもシビアです。

 

 

派遣の施工管理として働くデメリット④契約終了の可能性がある・現場が見つからない

上記デメリットとも関連しますが、派遣として働く場合、契約終了の可能性があったり、現場が見つからなかったりする可能性があります。

 

人材派遣会社も(会社によってですが)完璧な体制が整っている訳ではありません。

 

人材会社の営業能力が低かったり、人材の住んでる地域や条件によっては現場が見つからない可能性もあります。正社員で働く分には「現場は見つからない!」なんてことはありません。

 

人材会社に入ったはいいけど、結局、現場が見つかってない、という方はザラにいます。

 

会社選びを間違えなければそんなことはありませんが、会社選びを間違えると現場が見つからない可能性があります。

 

 

派遣の施工管理として働くデメリット⑤「派遣」として見られる可能性がある

デメリットの5つ目は「派遣として見られる可能性がある」ということです。

 

筆者も経験があるのですが「派遣」ということで現場で見られて、どこか下に見られているような感覚に陥ることがあります。適切にコミュニケーションをとり、信頼を勝ち取ればそんなことはありませんが、最初のうちやクライアントによっては、良くない扱いを受けたりします。

 

また、社会的ステータスとしても低く見られる可能性があります。

 

正確に言うと、派遣会社の正社員として雇用されている訳ですから「正社員」であることに変わりはありません。ただ、見られ方の部分でいくと、違った認識を持つ人もいます。

 

 

派遣の施工管理として働きたいならレバキャリへ!

派遣の施工管理として働く場合、会社選びは慎重に行わなければなりません。

 

先述した通り、派遣社員として働くことにはメリットとデメリットがあります。良くない会社で働いてしまった場合、自分の思うようなキャリアを作れない場合もありますし、不幸になることもあります。

 

もし派遣の施工管理として働きたいと考えている場合は、レバキャリへとご相談ください。

 

派遣の施工管理に向いている人もいますし、向いていない人もいると思いますので、フラットな目線でアドバイスさせていただきます。

 

 

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