施工管理求人サポート

COLUMN

CADオペレーターの将来性って?業界歴7年目が徹底解説

▼施工管理・CADオペレーターの転職をご検討の方はコチラから▼

 

CADオペレーターはCADを使用して図面を書く職業です。

 

昨今世間をにぎわせているAIの台頭により、CADオペレーターという仕事の将来性について疑問を持つ方もいるかもしれません。実際には、AIでとって変わられる部分と変わられない部分があります。

 

当記事の筆者は建設業界と建設領域の人材派遣会社で9年ほど働いていた経験があります。

 

現場で見聞きした話もありますし、同期で聞いた話、人材派遣という切り口からも、独自の情報があるかと思いますので、今後のキャリア形成の参考にしてみてください。

 

 

CADオペレーターの将来性って?

CADオペレーターの将来性は、結論、非常に明るいと言えます。

 

建設業界において、非常に大きな動向としては「BIM」の台頭です。

 

BIMとは、Building Information Modelingの頭文字をとったもので「3次限で中央集権的に図面を書いていこう」という流れです。スーパーゼネコンを筆頭に、現場の図面作成をBIMにシフトしていこう!というビッグウェーブが来ています。

 

今まではAutoCADやJw_cadの様な2次限CADで図面を書いていました。そこから、CADWe’ll Tfasの様に3次限で図面を書いていこう!という流れになっているのが今です。今までは、あくまで1枚の絵として図面を書いていました。

 

そこから更に派生していきます。今までの3次限CADはあくまで1枚の図面を書いていましたが、今度は「中央集権的に図面を書く」というフェーズにきています。

 

今はまだ、BIMが業界全体に広まっている訳ではありません。

 

あくまで移行期間なので広まっている訳ではありませんが、今後はよりBIMが普及していきます。BIMを操作できる人材の価値は跳ね上がります。よって、BIMを使えるCADオペレーターの価値は非常に高く、将来性も明るいと言えるでしょう。これが業界全体の流れです。

 

ミクロな話をすると、CADオペレーター個人の将来性は人によって異なります。

 

例えば、CADオペレーターとして10年働いているが、使えるソフトはAutoCADだけで、作業も遅く、簡単なコマンドしか使うことができない、、、という方の将来性が暗いのは容易に想像がつくと思います。対して、第一線でバリバリBIMを使う人材の将来性は明るいです。

 

個人単位の将来性は、人によって変わります。それでは、どの様なCADオペレーターは将来性が明るいのでしょうか?どの様なCADオペレーターの将来性が暗いのでしょうか?

 

そこを左右するポイントについてみていきましょう。

 

 

CADオペレーターの将来性を左右するポイント

CADオペレーター個人の将来性を左右するポイント①BIMソフトが使えるか

「BIMソフトを使えるか使えないか」というのは、CADオペレーターにとって大きな分かれ道です。

 

今は移行期間ですので、BIMソフトを使っていない現場も多いですが、今後、BIMソフトを使っている現場は増えていきます。BIMが使えれば就業先が簡単に決まるのに対し、BIMソフトを使えない場合は、現場が限られます。

 

もちろん、BIMでないソフトを使っている現場はありますし、今後も需要としてなくなることはないでしょう。ただ、CADオペレーターとして価値を高めていきたいと考えた場合には、BIMを使える人材になることを目指しましょう!

 

 

CADオペレーター個人の将来性を左右するポイント②現場のことが分かっているか

CADオペレーターの仕事は、CADソフトの操作を理解していればいいか?と言われれば、それだけではありません。

 

「どう書くか?」だけではなく「何を書くか?」の知識が求められます。

 

また、現場の進捗に合わせて、必要になってくる図面も変わってきます。現場の進み具合に応じて、必要な図面を提案できるというのもCADオペレーターとしてレベルアップするコツです。

 

 

CADオペレーター個人の将来性を左右するポイント③CADの学習を続けられるか

CADは非常に奥が深いソフトです。デフォルトで表示されているリボンにはない、隠れ機能が沢山あります。

 

例えば、CADWe’ll Tfasで筆者がよく使っていたのは「直前選択」というコマンドです。10個選択して、作図の修正が完了した後、先ほど選択していたものを全て選択するというものになります。このコマンドを使うには「ツールバーカスタマイズ」と呼ばれる機能で、ツールバーにアイコンをドッキングする必要があります。

 

この様にCADの機能について深く操作を理解しておくと、作業スピードを各段に上げることができます。

 

また、施工管理等の現場代理人もCADを使って図面を作図したりする訳ですが、CADについて詳しくない人も多いです。熟練のCADオペレーターになると、施工管理や現場代理人の人に対してCADの使い方を教えていたりします。ここまでくると、価値は非常に高くなります。

 

新しいCADソフトも同様です。CADに関する学習を辞めずに続けられれば、CADオペレーター個人としての将来性も明るいでしょう。

 

 

CADオペレーター個人の将来性を左右するポイント④業界内で人脈があるか

業界内で人脈があるかないかも、CADオペレーター個人の将来性を左右します。

 

まず人脈があれば、仕事に困ったときに仕事をもらえたりもしますし、人を募集している人や会社を紹介してもらえることもあります。また、当記事の冒頭でもお伝えした様な「BIMソフトの導入が進んでいる」というのも、人脈があれば、必ず耳に入ってきます。

 

「あの現場はRevitらしいよ」

「ここはRebroみたい」

「海外からの発注はRevitだよね」

「最近Tfas使ってる現場減ったよね」

 

建設業界人同士での飲み会で、上記の様な話が出れば、自分はこれからどうすればよいか?が分かると思います。逆に、業界内での人脈がないと、流行の話は入ってきません。

 

仕事以外の部分でも、業界内の繋がりを大事にしておくことが大事です。

 

 

CADオペレーター個人の将来性を左右するポイント⑤CAD以外の仕事もできるか

CADオペレーターの仕事はCAD操作以外にも複数あります。例えば、施工管理が現場に行っているときに電話番をしてほしい、安全書類を作ってほしいなどです。

 

小規模の現場であれば、CAD兼事務の様な形で採用されることもあります。ExcelやWordなども使えるようになると、現場から喜ばれたりします。

 

 

CADオペレーターの将来性に関するQandA

CADオペレーターの仕事はAIに代替される?

一部代替される可能性があります。

 

おそらくCADオペレーターはAIを使うオペレーターという立ち位置になるかと思います。

 

 

CADオペレーターの仕事はなくならない?

なくならないです。今でも都内を見渡せば大量の建物がありますよね。これだけの数の現場数があった訳です。

 

また、建物は一度作って終了、ということではありません。作った建物を改修していく必要がありますので、建設業界の仕事はなくなりません。それに付随して、CAD図面を書く仕事は発生しますし、CADオペレーターも必要になります。

 

 

CADオペレーターは何歳まで働ける?

基本的には何歳まででも働ける仕事です。

 

職人等の体力仕事ではありませんので、年齢を重ねても十分に就業できます。むしろ経験を重ねるごとに技術力を向上させていけば、よりよい条件での就業が可能です。

 

 

 

CADオペレーターの求人ならレバキャリへ!

株式会社レバキャリではCADオペレーターを募集しています。充実した研修、フォロー体制からあなたのCADオペレーターとしてのキャリアアップをお助けできる土壌があります。

 

最大年間休日125日、全社員残業30分/日以内、最大60万円の資格手当など、これまで3K(きつい・きたない・危険)のイメージが強かった建設業界を変える人材派遣業を展開しています。

 

お金が欲しい。休みも欲しい。キャリアも欲しい。

 

私たちレバキャリはそんな思いにもっと素直にもっと正直になっていいと考えています。

 

未経験だから…女性だから…文系だから…は一切気にしていません。レバキャリで「あなたが欲しい。」と言われる喜びを見つけてみませんか?

 

 

▼施工管理・CADオペレーターの転職をご検討の方はコチラから▼